洋か和か。いやいや品格。

 

「洋」とは洋風、海外っぽい、向こうっぽいとか

「和」とは和風であり日本らしさであり、新しい和の感覚でしょうか。

 

私たちの多くの依頼はいわゆる「洋」であり

「シャレてる」「カッコいい」「かわいい」みたいな

感嘆詞がつくセンスを感じるデザインが主流です。

 

ファッションが代表例です。

 

一方「日本の文化」を表現する依頼もありそれはそれで何か新しさを感じる

「和」を感じてもらうデザインも結構手がけているのです。

 

「和」の場合、歴史的な資産を壊してもいけない場合もありますし、

新しい「今」を融合した感覚が必要な「和」の表現もあります。

 

いきなりですが…一貫して大切にしているのは「品格」です。

 

カジュアルでも「品格」は大切です。

「洋」も「和」も価値と品格は比例します。

 

ユニクロやスタバは商品は低価格でも良品で

スタッフサービスには「品格」もあるのです。

「Apple Store」のスタッフもきもちいですね。

 

もちろん「和」の歴史あるブランドも「洋」の歴史あるブランドも品格がありますね。

 

デザインにも品格は現れると思っています。

私たちはあまり気をてらったデザインはしないと思いますし、

情報量の多い媒体でもうまく整備してきもちよく見せたいといつも心がけています。

「洋」と「和」とに話は戻りますが、デザインテイストにもマーケティングがあり

「洋」でもどんな「洋」なのかを検証します。

 

例えば、アメリカンなイメージであっても東なのか西なのか

N.Y.なのかLOSなのか

PORTLANDなのか  St.Fransiscoなのか  Miamiなのか

ヨーロッパテイストだったらFrenchなのかLondonなのかScandinaviaなのか

FrenchでもParisなのかブルターニュなのか・・・

「らしさ」が違うのです。

 

ま〜そんなことをお客様のイメージをシンクロさせて

「そのき」になってもらうお手伝いもデザインの重要な役割と思っています。

 

居酒屋は、居酒屋っぽい方がいいんだろうなとかありますよね。

もちろん「いい感じ」を出しながらです。変にクロスオーバーしないで素直に表現したいなと思います。